ポメラニアンのぽこ丸との日々

犬と過ごす日々の雑感を書きます

七畳一間の珍走団

 

俺とぽこ丸は、七畳二間の1LDK に暮らしているが、ぽこ丸をフリーにするときも、観葉植物などがあって危ない俺の寝室には入れていないので、まだ散歩に行けないぽこ丸にとって、ケージのある七畳一間が世界のすべてだ。

 

ぽこ丸は噛むのが好きで手を焼いているが、走るのも好きだ。

 

今日も遊んでいるうちに、興奮して、部屋の端から端を、ぽこ丸は爆走した。

 

毬のように跳ね、はーはー言いながら、たった一人のかわいい珍走団は、七畳一間の世界を、あらゆるルールや支配を無視して、素晴らしい運動能力で暴走した。

 

俺は、ぽこ丸の爆走ぶりがおかしくて、声を出して笑ってしまい、とても嬉しくなった。

 

散歩に連れて行くようになったら、あまり走らせないように気をつけなきゃと思いつつ、ぽこ丸の駆け回る姿をいつまでも見ていたいなと思った。

 

いよいよ噛み癖がやっかいになってきて、弥縫策で手袋を買ってきてわりといい感じではあるものの、それでもやはりこれは根本的に直さなきゃなと改めて誓ったが、ぽこ丸にとって、俺にとって、ぽこ丸の幼少期から青年期となる大事な最初の1年だから、小学校から大学の一貫制の学校の学費を出すと思って、少々高いが、犬の学校にワクチンが終わったら早急に通わせようと思う。

 

ぽこ丸は、少し要求吠えを諦める感じになってきた。先は長いが、思いつめずに、イライラせずに、ぽこ丸との1日を大切にしていこう。